やくも診療所のやくもは益母草という生薬で、別名マザーワァート(Motherwort)のハーブとしても使用されているものであり、婦人科疾患や広く気血水の血に関与するお薬です。 母なる大地の草や木や実や土や微生物などの自然の力を活かせるような場所へという思いものせて、やくも診療所と名付けました。 自分の身体を守る、本来生体に備わっている「気持ちのよい」という自己の感覚を取り戻していくために出来る養生や治療を、いかに響く対話で伝えていくことが出来るか日々模索しています。 やくも診療所という場で、お互いの対話から、よーし!という心地よさを感じあえたらいいなと思っています。
やくも診療所の目指すもの
東京は数多の病院や診療所が日本の中でも一番密集しています。
既存の医療の中で、なかなかすっきりと改善しない症状、必死にもがきながらどうしたものかと感じている人に、つながるご縁ができたらいいなあと思っています。
自覚症状を自分の身体の内なる声として、その声に、どんなふうに紐解いてあげれるのか、日常生活でどんな工夫がそこを軽減することにつながるのか、今までやってきたことでも助けになっているがもうひと息な部分はどのあたりなのか、自己の生来もっている治ろうとする力を取り戻すにはどうしたらいいのかをともに知恵を出し合い一緒に考え、患者も医師も共同作業の仲間の一人として伴走できるような医療を目指しています。
ISHII
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